〒243-0307 神奈川県愛甲郡愛川町半原393-6
バイオテクノロジーと聞くと遺伝子工学のことを思い浮かべる方も多いと思います。しかしここで言うのは環境保全としてのバイオテクノロジーです。今、環境浄化においてはバクテリア利用が進んでいます。 ここで使われるバクテリア類は環境用バクテリア、微生物製剤と呼ばれています。確かに環境用バクテリア、つまり微生物製剤は生き物であるために育てるという感覚が必要ですし、未だ浸透していない手法なので導入に抵抗があるかもしれません。 しかし、環境用バクテリアの利用はエネルギー消費が少ないこと、反応後処理後の生成物が生分解性であることなど化学物質の利用に対して利点が多いのです。企業の環境対策として どんな場面に適用されるか下記に大まかにまとめてみました。 排出に際しての汚染物質の処理 排出物の削減と無害化は全業種の課題です。これには排水の浄化処理(特にグリストラップ)、廃棄物の汚泥や有害物質の分解処理などがあります。従来有害な排出物を除去するのには機械や薬品が主流でしたが、これをバクテリアに分解させるものです。 汚染された環境の浄化 事業所にとって臭気対策等は周辺地域との関係維持に欠かせません。水質浄化、土壌浄化、アオコなどの有害生物除去などがあります。あまり大掛かりなプラントを設置しなくとも(多くの場合はバクテリアの投入だけで)その場の汚染物質、富栄養化分をバクテリアに分解させるものです。化学物質の削減上記の様に従来使用してきた薬品等をバクテリアで代替しようとするものです。 「バクテリアで環境浄化」のページもご覧ください。 実際にはどの様な現場で使用されるのか以下に挙げてみました。ビル、大型店→グリストラップ・バックヤード・湧水槽 通常商品の他多様な製品がありますので、是非お問い合わせください。ビル管理で薬剤を使用したくない場合、水質浄化で広範囲な効果を得たい場合などお奨めです。 食品系以外の工場廃水(鉱物油等)についてもお問い合わせください。その際、できるだけ排出物については詳しく、また低減すべきはどういう項目(物質、臭い、BOD)かお伝えください。対応製品を判断する為に必要です。 |