ブログ風のページ・世間その1744

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 先行き不明な時、これまで以上にポジティブシンキングが流行りそうな気がする。
 ただSPAのサイトにも出ているが、単純前向きは害が多い様だ。
 言葉はキレイだが行動が伴ってないと結局進歩が無いのは当然の結果。問題はそれに気付かず「前向き、前向き」と言って改善しないところ。そこまで行くと周囲もウルサイだけで迷惑というわけだ。
 多くのポジティブ論で称えていると思われる「楽しんでいる自分」だが、これも純粋に楽しむのではなく、楽しむ自分の姿が目的化してしまうと本末転倒だと宇野常寛氏が書いている。
 この記事を読んでどこか似ているなと思ったのが、ビジネススキルの話。情報や道具のコレクターになってしまって、結局使えていないというか、それらを使いこなすのに忙しくなってしまって成果が出ないという状態。
 笑ってしまうだろうが、案外やらかしていると思う。ある人の手法を学んで素晴らしいと惚れ込んでしまい、実行よりも追っかけになってしまうのはよくあるだろう。
 結構、名人の話は概論が多いので、実務の為には別に勉強すべき事も多かったりする。そこを忘れては意味が無いというか、目的を実現できない。だから「まだ足りない」と言って追いかけてしまうのだろう。
 どうもその辺が“ポジティブ”と似ている様に見えるのだ。最近言われている「拠り所」の無い日本人の悪い癖なのだろう。信じる物が自分の中に無いのがいけないのだ。
 だからもう一度神話を読もうなんて話も出てきている。何か、芯を持たせる道場の様なものも必要かもしれない…。

13年2月6日