ブログ風のページ・言葉その41

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 新聞の語源についてのコラムに「やぶ医者」のことが出ていた。
 酷く下手な医者をやぶ医者と蔑むが、元々は死者をも蘇らせる名医の養父(やぶ)という人が語源だそうだ。あまりに有名なので、結局偽の弟子が続出しその名が地に落ちたということらしい。
 酷い話だ。偽物が多く出回ってオリジナルの良さが損なわれるというのは現代の商品でも同じ。中にはわざとやっている場合もあるだろう。要するに昔からこういうことはあるのだ。客側も見る目を養わないといけない。そうでないと良いモノ(人も)を不用意に貶めてしまう。
 懇意にしているお医者さんが居たら、やぶ医者のこの語源について話してみたらどうだろう。何という返事が返ってくるだろうか。名医でも誰か一人から訴えられたら烙印を押される世の中。結構重苦しい答えかもしれない。


10年8月28日