歩行が上手くできない母に、トイレの開き戸を使わせるのは危ないので引き戸に替えることにしました。最初は在宅介護での住宅改修費補助を使うつもりでしたが、残高は16万円、業者の見積りもほぼ16万円であとがありません。そこで余程難しい工事以外は自分で行い、予算は取っておきたいと考えたのです。また業者の見積りでは、戸は注文品で特に高くつく上、古い戸は廃棄物になります。ゴミを減らすという観点からも納得が行きませんでした。

 しかし引き戸と言っても、敷居があってはバリアフリーではありません。そこで吊り下げ引き戸を考えました。吊り下げ引き戸は軽く動かすことができて良いという利点もあります。しかしホームセンターでは部品を中々売っていません。それでも取り寄せ品を見つけて買いました。ネットでも売っていますが、こちらの方が若干安かったのです。

 取り寄せ部品と言っても専用レールと戸車が一組だけです。要するに寸法取りが肝心ということ。吊り下げ戸なので振れますが、振れ止めにアルミのCチャンネルをガイドレール代わりに付けることにしました。

 寸法取りは注意を要しました。我が家のトイレは2つ並んでいます。レールが低いと隣のドアが開かなくなってしまうので、隣のドアよりは高くする必要があります。しかも戸に戸車とガイドレールを付けて床すれすれにしたい。計算しても実際にレールに下げてみると差があるので、流石に一発では決らず手直ししました。また隣のドアのノブがあるので、戸はその分外側を走らせる必要がありました。

 この辺が厄介でしたが、新しい支柱は1本で済み、大工事にはなりませんでした。

 終えてみて

まあいい加減なものですが、充分使用に耐えています。支柱は安い2×4材なので、後々曲がってくるかもしれませんが多少の曲がりはネジを多用して抑えます。
 敷居が無い分工事も楽ですし、あとでカーペットを敷くのにも邪魔になりません。素人ですが、半日でできています。寸法取りなどの段取りが良くできていれば、組み立て家具の感覚でできます。レールと戸車は6500円程度で、その他の部材を加えても1万円以内です。
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介護リフォーム挑戦

元のドア改装前の戸。開き戸ですね。柱を挟んですぐ右が隣の和式トイレ
支柱

支柱の制作。レールを受ける為のものですが、戸当たり兼用にします。明り取りの窓があって、その枠に嵌める為、少々加工が必要でした。立てたらネジ止めするだけ。

レール寸法に合わせてレールを切ってから、板にレールを取り付けます。レールだけでは付かないわけで、支柱に乗せられるよう板を付けました
戸車戸車の取り付け。まっすぐに付けるのが大事。
ガイドレール下側のガイドレールです。狭いものを買ったのでネジが入りません。今回は両面テープで付けました。本当はキッチリ止める為、ネジを使える程度に幅広いモノが良いと思います。
隠し釘ガイドを床に付けました。ガイドレールも狭いので、隠し釘を使いました。釘のラバーは2個分使って高さを出してあります。
完成

とりあえず完成。ドアノブは取って、引き手を付けました。ホームセンターで切り落としの端材を見つけてきたものです(2本で100円)。

引き手も小細工は面倒なので長い木ネジで両面を止めてあります。
戸当たり内側の引き手は、開き過ぎない様にするストッパー兼用です。※戸が外側に来た分の隙間を板で塞ぎました。これに引き手が丁度当たります。
棚受け

ちなみにレールの支持ですが、片方は支柱ではなく棚受けを使いました。ネジ止めだけで取り付け終了。これだと位置合わせが簡単で水平も取りやすいです。